とりこぱんだツーリスト

マリノスサポーターっぽい人の遠征とライブのログ

ASH DA HEROへのラブレター2020冬。

スケジュール帳見返したら2月24日の柏ThumbUpでのASH DA HEROのライブが最後だったみたいですね。

それ以来の現場、昨日12月13日 横浜ランドマークホール ASH DA HERO  BABIES NIGHT2020でした。

 


今年もASHで始まりASHで終わりましたがライブ本数は4本。

見返したらASH  DA  HEROの公演しか行っていませんでしたw


ちなみに2月の段階で他に抑えていたチケットはL'Arc~en~Ciel・横浜アリーナ、KANAーBOON・LINE CUBE渋谷、Fear, and Loathing in Las Vegas・KT Zepp横浜の3公演とASHのツアー残りの数本。

ラルクとASHは払い戻しになりましたけど他の二つはまだ権利保持されていますw

 


ライブ本編前にMC芹澤マクシム氏から「2020年の1月には今年のベビナイをここでやること、MCのスケジュールも抑えられていたこと」が明かされましたが、年々激戦となっていったベビナイのチケット状況を鑑みて、次はこの着席で500人弱入るランドマークホールでやろうと、そう決めていてくれたと。


キャパだけで言えば例年のベビナイの倍です。

2020年をどういう年にしようとしていたかが垣間見えます。


以前から横浜が好き、と言ってくれていたASH。

天井が高くて、ステージ幅も広く、入った正面に大きなガラス窓があり横浜・みなとみらいの街並みが見える素敵な会場でした。

100%の動員で埋められないことに切なさが残ります。

 

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ご覧の通りの横浜贔屓にとっては最高のロケーションです。


ライブ中にASHからこんな告白がありました。


「ツアーが途中で終わってしまって、最後の赤坂BLITZもできなくて、本当はアジアツアーの続きも決まっていたのにそれも全部無くなってしまった。」

「久しぶりに結構落ち込んで、1週間くらい朝から晩まで酒飲んで過ごすような時期があった。」

「そう、サボってました、ごめんなさい(笑)」

「でも気がついたらやっぱり音楽作ってた。」


※ちょっとライブブランクが空きすぎてMC記憶と再現ができなくなってしまっていたwので今回はほぼニュアンスです。

 

ASHは人の弱さを誰よりも知っているHEROです。だからHEROになれる。

いつでも、この世界には夢や希望は無い?なら俺が作ってやるよ、とHEROらしくある彼もたまにこうやって本音を話す時があります。嘘もつけない素直な人ですからね。

 

色でいうならいつも「赤」みたいな人ですが、今日歌ってる姿はなんとなく「緑」だったのも印象的でした。穏やかな癒しの色。

あ、色の話は別に共感覚とかオーラみたいなスピリチュアルなものとかの話ではなくてw昔からなんとなく人の感情とか音に色を感じる時があるというか、表現として使っているだけですのであしからず。

 


それでまぁこのコロナ禍のどこでそのインスピレーション湧いたんだよっていう新曲の出揃い方が凄すぎて思わず笑ってしまったのですがw

ASHは元々王道のポップスにハマるようなロックをやっていたわけではなくて、PUNK生まれのストリート育ち悪そうや奴らは大体友達になれない()タイプであった為、彼の原点とかルーツを知っていれば全然納得なんですけど、結構びっくりした人もいたんじゃないかなと思って。


しかも週何日ペースで一緒にいました??っていうくらい宮田レフティリョウ氏のエッセンス…いやソースかな。具材がASHでスープがレフティ、みたいな2人のマッシュアップっぷりをひしひしと感じるわけですよ。

実は今レフティ氏のやってるオンラインサロンにも入っていて、彼の曲作りとかをリアルタイムで見ているのでなんとなく想像がつくわけですよね。以前からわかり易くはありましたが。

 


大変身もふたもない言い方しますけど、彼らそれぞれ分けるとレフティは超新しいもの好き、ASHは自分達がキッズの頃に聞いてきた音楽を再生(Reborn)させるのが好きなタイプだと感じていて。(個人の意見です)

そしてお互い、お互いが作るものが好き。

さらに私はその2人が作るものが好きw

 


そういう視点を持っている人間からすると今後控えている新曲ラッシュは「あぁ、やっとそっちに手を出し始めたな」とニヤリとする内容になっていると思うんですおそらく。

 


ASH DA HEROは誰よりも強く激しくROCKを主張し、ROCKに昇華し続けます。

彼の多彩なボーカルワークはそれを可能にする最高の武器です。

やれと言われても他の人にはできないことが彼にはできる。

 


え?あんたさっきラブソング歌ってた人?その旗で人ボコボコにしそうですけど??(しません)

っていうバイキング(遊園地のやつね)並みの振り幅を毎公演、毎作品に出してくるので、知らず知らずにジャンルで音楽聴いてた人にとっては最初は適応するのが難しいのかもしれませんw

でも彼は誰も置いていかない。なぜなら彼は「HERO」だからね。

 


沢山の音楽を聴いて、沢山のルーツやジャンルを自由に飛び回って、彼がたどり着いた「最も自由なのがROCKであること」がASH DA HEROの示す唯一のジャンルかもしれません。

どこかの海賊王みたいなこと言っちゃいましたけど。


「全ての壁を扉に変える」


その中心にある広場にはASH DA HEROが築く城がある。

もっともっと壁の向こうの世界を繋いでいってよ、HERO。

開いた扉の数だけ、無限にこの城下町は拡がっていく。


どれだけ転んでも彼はやっぱり止まってなんかいない。

改めてそう感じさせられたライブでした。

2021年もその背中に乗っかってるもの一緒に「抱えさせて」もらおう。

 


Prologue(LIVE / Lyric)/ ASH DA HERO