とりこぱんだツーリスト

マリノスサポーターっぽい人の遠征とライブのログ

CONNECT X【ACT.10】まもなく

こねくす=CONNECT Xの話。

ASH DA HERO主宰の対バンイベント。通称コネクス。これまでAKiやBAROQUE、中島卓偉さんやZIGGY等先輩後輩同世代問わずASHがリスペクトするアーティストを迎え、不定期開催しているイベントです。

今月5.25は175Rを迎えての開催となります。

ASHもトーキングブルースで触れてましたけど、私もメロコア青春パンクど世代なので当時の曲は大体知ってる程度に175Rは当時爆発的に売れました。

当時はアルバムは友達と貸し借りするものだったんだけどwイナゴのアルバムも確か友達に借りて聴いてましたね。

そういえば今「借りパク」って言葉あんま使う機会ないよねw貸す媒体が無くなったから死語になってしまった…。

そんな私も当時SHAKALABBITSが好きになった頃だったので、この2バンドのスプリットシングルとかも持ってたな。でも確か中古でブックオフで買った。

ASH DA HEROのRECやサポートでも来てくれたドラムのWANIさんの以前のバンドketchup maniaもこの世代では有名で、ムラマサとかゴルベティとかスカパンクのバンドもいっぱいいました。

「あー!いたいた!」って思った人はドンピシャ同じ世代だね!(握手)

女性はボーカル、ってスタイルが多かったけどギャルバン…って言い方、今思えばビジュアル系以上に差別的なんだけど、所謂ガールズバンドも結構多かった。実はちょっと違うけどZONE、そしてWhite berry。GO!GO!7188はガールズバンドではないけど、女の子が主体のバンドという意味で同じように語られることが多い。そしてその少し後にチャットモンチー

プリプリあたりが元祖ガールズバンドにはなるのだろうけど、まだ女の子たちがギターを持ってドラムでドコドコ音を鳴らすことは珍しがられた時代。

ちょっと話はそれましたが、当時青春パンクとか言われてたバンド達って言い方悪いけど、上手いかどうかよりも熱さとかメッセージ性が大きく買われたと思うんです。

GOING STEADYとかその中で最上級の伝説クラスのバンドになりましたけど、言い方を変えれば個々のカリスマ性とか反骨心みたいなのが1番魅力として捉えられてた時代だった。音こそ3ピースでシンプルだけど琉球音階を取り入れ、独特の歌い回しのMONGOL800なんかも沖縄の人だからこそ書ける詞が注目されたりしました。

要するに、歌詞が重要だった。

今ももちろん歌詞が注目されることはあれど、いかに若い世代のハートに寄り添うかが大事だった。だから青春パンク。まぁ言われてる方は気に入らないと思うw昔のビジュアル系と同じくね。

ちなみに175Rってインディ時代はずっと英語詞だったのがメジャー行くあたりで急に日本語詞を書き出して、当時のファンから結構ブーイングが出たのを覚えてます。シャカラビもそうだったけど、今にして思えばくだらないなぁと思うんですが、売れる為に屈した、みたいな捉え方されてたんだよね。やっぱりハイスタ師匠がメロコアのトップだったから、英語詞こそ正義みたいな風潮だったのかもしれません。

最近WANIMAとかSUPER BEAVERみたいなシンプルなロックサウンドで日本語の歌詞が注目されるようなバンドがまた人気になってきているので時代は繰り返すのかなぁなんて思ったりもするんですよね。BLUE ENCOUNTもどちらかというとそういうイメージ。

ASHのファン層はとびきり若いというよりは同世代や上の世代も多いので175Rは懐かしいバンドかもしれませんが、若い子達にはどう響くのか?そこらへんも気になるところではあります。あの世代のバンド、解散や活休してしまったところは山ほどあるけれど、今やったらどうなるかね…?

実は去年トレジャーで175R観てるんですが、前の方行かなかったからどんな感じだったのかあんまりフロアの実態が掴めていませんw実際問題6年ほど活休していたバンドなのでね。

ASHが先のツアーで披露した新曲「存在証明」は、ライブレポでも触れましたが、この青春パンクど真ん中の曲調を上手い大人のバンドでやるっていうちょっとずるい曲なんですねwちょっと悪い言い方ですけどwASHの言葉を借りるなら「ライブハウスの落書き」の再現性というか、初期衝動のパッケージ化を見事にやってくれてます。長く175Rファンをやってる方ならきっと伝わる、あのタイムスリップ感w

逆に175Rに馴染みが無いASHのベイビーズには、こういう土壌で育ったんだなっていうのが垣間見えると思います。特にASHは名古屋のパンク育ち。その泥臭さとか、汗まみれの戦い方。そういうライブハウスで育ってきたんだと。

今でこそ大人になったSHOGO氏ですが、まぁ当時の雰囲気はイカツかったねw 流石はfrom 北九州。パンク魂で戦ってたんだろうな、当時は。

さて、こねくす記念すべき10本目は初のEAST開催!素晴らしい終幕を迎えた前ツアGOD SAVE THE ROCK AND ROLLから1ヶ月半ぶりのヒーローのステージです。

このツアーを経て更にパワーアップした「今、会える少年漫画」ことASH DA HEROを目撃しに来てください。こねくすははじめて来る人にもとてもオススメ。ホーム&アウェイどちらのASHも観せてくれるからねw

「僕らが過ごしたあの日々は何にも変わらずあの日のまま」だって事を10年以上経った今、証明してくれるであろうこの日を、当時を知ってた人も知らない人も是非。ライブハウスでお会いしましょう。

ASH DA HERO 2MAN SHOW SERIES 2019 CONNECT X【ACT.10】

2019年5月25日(土) 17:00 開場 / 18:00 開演

会場:TSUTAYA O-EAST スタンディング ¥4,500(税込/ド代別)

チケット一般発売中!

https://www.diskgarage.com/ticket/detail/no080919