とりこぱんだツーリスト

マリノスサポーターっぽい人の遠征とライブのログ

HYDE NEW ALBUM「anti」

全世界先行配信、HYDE Newシリーズでは初のアルバムリリース。

HYDEとしては13年ぶり4作目。

そしてオリコン配信ランキング1位おめでとうございます!

今回シングルは円盤は買えて無いんで、一応配信で全部聴いてきてます。

そして今、antiをちゃんと聴くために家でBluetoothヘッドホンを有線にして聴いてます!wにしてもメガネでヘッドホン痛いな。

昨年WHO'S GONNA SAVE USがリリースされた時に「VAMPSはもう思い出の中に置いてきたんだな」と思いました。17年からの年末年始のHYDEさんのステージの挙動を見てきただけに、この曲の中にソロアーティストHYDEとしてやってくことの覚悟みたいなのを感じて。

そこにギタリストはおろか、バンドの面影は無かった。ソロだから出来ること、ソロじゃなきゃできないことをいきなり盛り込んできたなと。VAMPSはボーカルとギターのユニットでしたが、図らずもバンドになっていたと思います。音源こそいろんなミュージシャンが弾いてましたけどね。当初のインタビューとか思い返すとたぶんどちらもそのつもりはなかったと思うんですが、あの活動ペースとライブでの楽曲クオリティをキープするにはあの選択肢がベストだったのかもしれません。

とは言え、現状HYDEバンドはベースAli、マニピュレーターhicoというWバンマス+ギター&ドラム入替制というスタイルになってます。今アメリカツアーに帯同してるのはPABLO(Pay money to my pain)とNatsu(NOCTURNAL BLOODLUST)のセット。ちなみに昨年のツアー内では1度も無かった組み合わせですが、夏フェスラウンドはほぼこの4人でした。

昨年のツアーで複数箇所参加している人はわかるかと思いますが、メンバーの入替によって楽曲の耳触りはかなり変わります。でもHYDEがそこにいれば、「HYDE」でしょ。

正式なクレジットについてはパッケージ版のリリース待ちですがシングル曲の情報だけでもライブのサポートメンバーでもあるPABLOやSho(MY FIRST STORY)の楽曲提供が確認されてます。

今までラルクでもVAMPSでも作曲からアレンジまでほぼ本人がこなしてから持ち込み、プリプロ段階でそれをメンバーとブラッシュアップするというスタイルでしたが、コライト方式(複数の人での作曲)での楽曲製作がほとんどとなった今作。HYDEだけど、HYDEじゃない。他のソロアーティストなら楽曲提供を受けることも普通にあると思いますが、HYDE名義の作品としてはそこも新鮮かもしれません。

配信版anti 収録曲

1:WHO'S GONNA SAVE US

2:MAD QUALIA※

3:SICK(feat. Matt B of From Ashes to New)

4:ANOTHER MOMENT

5:FAKE DIVINE

6:AFTER LIGHT

7:OUT

8:ZIPANG (feat. YOSHIKI) ※

9:SET IN STONE

10:LION

11:TWO FACE

12:MIDNIGHT CELEBRATION II anti mix

13:ORDINARY WORLD

※は配信用のEnglish ver.に変更されてます。

国内発売の円盤は日本語版の収録みたいですね。

HYDEさんらしいセンスでラウドとポップさの共存で全曲聴かせる作品に仕上げてます。ポップであること、キャッチーであることは簡単なようで誰でもできることではないというのはこの10年くらいでわかるようになりましたw

個人的にはANOTHER MOMENTとAFTER LIGHTが好き。

次回は1曲ずつのレビューをお送りします。ではまた〜