時代がオレンジレンジを欲しているかもしれない。
今日、日付変わって昨日は新木場コーストでLIVEHOLICでした!
出演バンドは
Nothing's Carved In Stone
※ちょっと遅れて行ったのでNCISは見てないのごめんやで。
「ロッカーは中も外も埋まりました、自分で管理してください、以上。」
という塩対応でテンション下がる。。。
バーのお兄ちゃんはいい人だった。
とはいえ、スタジオコーストは本当良い箱です。
ムックが使ったことでお馴染み、ミラーボールの親玉に
なんかの銀テが引っかかってたのが気になりました。
このメンツでチケット普通取れるわけないじゃん?
去年の10月、約半年も前に、ひっそりと発表され、
しかも先着先行という結構ゲスいやり方で発売されたチケットを
なんとなく手に入れておいて良かったなと本当に思います。
音楽というのは初期衝動が大切ですからね!
LIVEHOLICとTREASURE05x出るバンドは
まさに今のバンド、フェス界隈のメインストリームっていう感じだけど
そこに並んだのは、去年豪雨の蒲郡でも見た、あの人達。
青春パンクやOKINAWAロックど真ん中世代なので
どちらかと言えば懐かしい名前なのですけど、
ちょいちょいフェスとか出てたのも知ってますし、
かっちゃんが抜けたことも知ってますし、
3枚目までアルバムも持ってますし・・・
今、好きか嫌いか、で言えば、そういうところは逸脱したところにいるバンドです。
いやー、でも、コーストに集まった所謂キッズが
一斉にカチャーシーもどきを踊るっていうの、
凄くないですか。今2017年ですよ。
上海ハニ~と♪で一斉に稲穂るんですよ。
オザケンもXもイエモンも宇多田ヒカルもバリバリやってますけど2017年ですよ。
あの頃、オレンジレンジアンチだった大人の皆さんもいるとは思うんですけど、
それでもミリオンアーティストだったし、バンド自体15年やってきてるんですよね。
ここ最近もちょこちょこ対バンやフェス出演を続けていて、
キッズの間での知名度もそこそこの模様。
盗作だパクリだ、歌もラップも下手くそだ、
バックステージでの態度が悪いだなんだ、ってフルボッコにされて
世の中的には無きものにしようとされた時代もありましたが、
耳と体に残ってるんでしょうね、あの祭感は。
この人達何百万枚ってCD売ったんだよ!?知ってる??
で、最近の曲全然知らなかったんですが、
今日聴いた知らない2曲の内の1曲がこれ。
なんですかこれ・・・攻めてるな・・・。
しかも今び・び・び・びっ・びっ・びっ・ビクターなんですね・・・。
音楽マニアの方がまた盗作だっつって、
元ネタ引っ張ってくる可能性なきにしもあらずだけどw
好きか嫌いか、パクリかそうでないかはこの際置いといて、
「オレンジレンジすげぇな・・・」と思ったんだ今日は。
ひとつ、キャッチーそしてポップ。誰でも歌える曲を作る。
もうひとつ、今の時代のど真ん中の曲を作る。音楽性とか見境なく飛び込む。
これね、当たり前なようで案外難しい事だと思うんだよね。
むしろこの人達、オマージュです、サンプリングです、
って開き直ってどんどんそういう曲作ってったらいいんじゃないかw
アレンジャーとしてのセンスって言っていいんじゃないの、これ。
今回聴いた2曲はEDM大好き日本に合わせた今っぽい曲だと思う。
ポップセンスはたぶん、昔からずば抜けてたんだよ。
過去パクリだと、ロコモーションやZebrahead等様々な曲があったが
元になったであろう曲と比べても、絶対的J-POPに仕上がっていたのは事実でしょ。
もしかしたらまた世の中の多くに目に触れる位置に
オレンジレンジが帰ってくるかもしれない。
あの曲達で楽しそうに踊る10代を見てそんなことを思った。
昔、GACKT氏もORANGERANGEの「花」という曲について語ったことがある。
「最初聞いたときはなんでこんな曲が売れるんだと全く意味が解らなかった。
でも、たまたまあの映画をみて。ラストでこの曲が流れるんですよ。
そしたらね、ざーーって涙がでるんだよねぇ。あぁ、こういうことか、と。」
余談ですけど、J-POPのチャートって世界的に見たら
だいぶガラパゴスな音楽なんじゃないかなと常に思っているけど、
最近そこにホームランを打ったのがKANA-BOONだと思う。
私は大好きです。
それとポストDISCO(telephones)の位置に今納まってるのは
やっぱりキュウソじゃないかなとも思った本日。
フェスという場所でみんなが能天気に踊って笑える場所。
青空の下で大きな円を描いてディスコ!ディスコ!叫びながら
何1000人って人が踊ってたんだぜ、この国のフェスでは。
楽しいよなそりゃ。
今は「ヤンキー怖い」と言いながらみんなで手を振って踊るんだぜジャーーースティス!!!
これは、洋楽をあまり多くは聴かないけれど、
日本の音楽はイントロドンで何千曲と切る自身がある、イチJ-POPファンの見解です。